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劇場情報
リオの男
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カトマンズの男
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相続人
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エースの中のエース
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アマゾンの男
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ジャン=ポール・ベルモンド
JEAN-PAUL BELMONDO ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2
冒険は終わらない。
傑作選1
傑作選1
傑作選1
  • 第1弾アンコール上映!4/9(金)~池袋シネマ・ロサ
  • 第1弾アンコール上映!5/8(土)~名古屋・名演小劇場
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作品リスト
ジャン=ポール・ベルモンド
JEAN-PAUL BELMONDO ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2
冒険は終わらない。
5/14(金)より新宿武蔵野館にて公開!テアトル梅田、名演小劇場ほか、全国にて順次公開
5/14(金)より新宿武蔵野館にて公開!テアトル梅田、名演小劇場ほか、全国にて順次公開
5月12日ブルーレイボックスブルーレイ・DVD発売決定!

Trailer

さらに面白く、もっとカッコいい。決定版にして最高傑作が勢揃い!

さらに面白く、もっとカッコいい。決定版にして最高傑作が勢揃い!

映画ファンが選んだ、一番観たかったベルモンドがスクリーンに帰ってくる!

映画ファンが選んだ、一番観たかったベルモンドがスクリーンに帰ってくる!

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2020年秋、予想を超えるスマッシュ・ヒットを飛ばし、コロナ禍で遠ざかっていた中高年層を「ベルモンドが映画館に呼び戻した!」と話題になり、それまでベルモンドを知らなかったミレニアル世代をも虜にして日本中の映画館を熱くした「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」、待望の第2弾をお届けします。

全国の公開劇場では上映全8作品をコンプリートした熱心な観客の方々から「もっとこんな作品も観たい!」「どうして○○は上映されないのか?」といった声が多数寄せられたことから、去る11/20(金)から12/13(日)の間、東京はじめ「傑作選」上映中の名古屋・関西の4劇場にて「次に観たいベルモンド出演作」を募る“ベルモンド映画総選挙”を実施し、その投票結果を元に最強のベルモンド映画5作品を取り揃えました。いずれもHDリマスターの高画質、さらに松浦美奈さんによる完全新訳による日本語字幕版での上映となります。

ベルモンド映画総選挙・投票結果 有効投票総数:668 ※1人につき3作品まで上映希望作品のリクエストを受付

ベルモンド映画総選挙・投票結果 有効投票総数:668 ※1人につき3作品まで上映希望作品のリクエストを受付

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第1位 リオの男 154票
第2位 ボルサリーノ 125票
第3位 華麗なる大泥棒 106票
第4位 カトマンズの男 102票
第5位 おかしなおかしな
大冒険
99票
第6位 勝手にしやがれ 76票
第7位 パリは
燃えているか
69票
第8位 007/カジノ・
ロワイヤル
66票
第9位 相続人 65票
第10位 気狂いピエロ 61票
第10位 ラ・スクムーン 61票
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選評

知名度の高い作品が多くの票を集める中、ド・ブロカ監督作の人気は根強く、特に『リオの男』は圧勝でした。『ボルサリーノ』の2位はアラン・ドロンとの2大スター共演による認知度の高さで予想以上に票が伸びたのだと思います。3位のアンリ・ベルヌイユ監督による国際的超大作『華麗なる大泥棒』、4位の『カトマンズの男』、5位の『おかしなおかしな大冒険』という、ド・ブロカ作品は納得の順位。6位に『勝手にしやがれ』、10位に『気狂いピエロ』とゴダール作品もランクイン。やはり、ヌーヴェルヴァーグのベルモンドが好きというファンの多さが伺えます。7位の『パリは燃えているか』、8位の『007/カジノ・ロワイヤル』は、ベルモンド主演作ではありませんが、これらの名作をスクリーンで見たいと望む映画ファンの気持ちの表れでしょう。9位『相続人』、10位『ラ・スクムーン』の投票には「あのカッコいいベルモンドをもう一度見たい!」という思いが伝わってきます。惜しくもベストテンには入りませんでしたが、次点の『パリ警視J』、『薔薇のスタビスキー』、『怪盗二十面相』、『レ・ミゼラブル』も多くの票を獲得しました。

この結果を受け、「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2」ではド・ブロカ監督による決定的代表作2本『リオの男』、『カトマンズの男』の上映をまず決定し、特別プレミア上映としてベルモンドとド・ブロカ監督が『リオの男』へのノスタルジーとセルフオマージュも込めて再びアマゾンを舞台に冒険を繰り広げた、日本初公開となる『アマゾンの男』をプログラムしました。さらにベストテンからもう1本、一度もディスク化されていない幻の傑作『相続人』を上映。ベストテン圏外でしたが、スペシャル・セレクションとして、第1弾上映作品の中でも特に好評を得た『大頭脳』のジェラール・ウーリー監督作で、第二次世界大戦開戦直前のナチス政権下でのベルリン・オリンピックを背景にした傑作冒険大活劇『エースの中のエース』を劇場初公開します。
ベストテン内の『ボルサリーノ』、『勝手にしやがれ』、『気狂いピエロ』に関しては、これまでにも何度かリバイバル公開されており、ディスクも既発売であることから除外しました。また、『華麗なる大泥棒』、『おかしなおかしな大冒険』については残念ながら今回は上映権の取得ができませんでしたが、これらの作品も含め、第3弾開催時での上映を実現すべく交渉を続けていく予定です。引続き「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」にご期待下さい!

「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」
配給プロデューサー・ 江戸木 純

ジャン=ポール・ベルモンド JEAN-PAUL BELMONDO

1933年4月9日、パリ郊外のヌイイ=シュル=セーヌに生まれる。父は著名な彫刻家ポール・ベルモンド、母も画家だった。幼い頃は病弱だったが、その後サッカーに熱中、さらにボクサーになる夢を持つスポーツマンとなった。やがて俳優を志し、コンセルヴァトワールに入学、56年に同校を優秀な成績で卒業する頃にはすでに有望な若手舞台俳優として注目を集めていた。57年の『歩いて馬で自動車で』で長編映画デビュー後、クロード・シャブロル監督の『二重の鍵』(59)で注目され、さらに同年ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』(59)で一気にブレイクを果たし、母国での圧倒的大人気とともに、フランス・ヌーヴェル・ヴァーグの代表的スターとして国際的な知名度を得た。多くの名匠、巨匠の作品に出演する一方、売り出し中のフィリップ・ド・ブロカ監督と組んだ『大盗賊』(61)が大ヒットを記録、コメディ・タッチのエンタテインメント作品で新たな魅力が開花した。ド・ブロカ監督とはさらに冒険アクション大活劇『リオの男』(64) 、『カトマンズの男』(65)で組み、危険なアクションをスタントマンなしで自ら演じたことも話題となり世界的な大ヒットとなって“アクション・スター”ベルモンドのイメージを強烈に印象付けることになった。

65年の『気狂いピエロ』を最後にゴダール監督とは袂を分かち、ベルモンドはアクション、コメディ、ラブ・ストーリーと、エンタテインメントの王道をいく作品を中心に出演して次々と大ヒットを飛ばし、フランス映画の顔として大活躍することになった。

70年には当時フランス映画界で人気を二分していたアラン・ドロン製作、主演の『ボルサリーノ』でドロンと共演、大きな話題となって大ヒットした。72年『ジャン=ポール・ベルモンドの交換結婚』からは自ら製作会社セリト・フィルムを設立して製作業にも進出、74年にはフランス映画界で出演料が最も高い俳優となった。75年の『恐怖に襲われた街』から、80年代中盤まではハードなアクションを見せ場にした主演作を連打し、年間興行成績の上位に君臨し続けた。

88年、アクション映画卒業後のクロード・ルルーシュ監督作『ライオンと呼ばれた男』(88)では初めてセザール賞主演男優賞を受賞。さらに2011年、カンヌ国際映画祭で名誉ゴールデン・パルム賞、2016年、ヴァネチア国際映画祭で栄誉金獅子賞など、数多くの生涯功労賞を受賞している。

2度の結婚で、元F1レース・ドライバーのポール・アレクサンドル・ベルモンドなど4人の子どもがあり、孫の一人、アナベル・ベルモンドはモデル、女優として活躍中。また、ウルスラ・アンドレス、ラウラ・アントネッリといった女優とのロマンスも有名である。

香港のジャッキー・チェンやチョウ・ユンファ、日本のコミック「ルパン三世」、「コブラ」、フランス=ベルギーのグラフィック・ノベル「ブルーベリー」など、ベルモンドのファンを公にしている俳優、映画監督、作家、漫画家は世界中に数多く、ベルモンド映画の影響下にある作品も枚挙にいとまがない。

<主な出演作> 
※長編のみ、原題のものは日本未公開

※第1弾のプレス資料およびパンフレットでは『勝手にしやがれ』は1960年、『リオの男』は1963年としておりましたが(その年号を使用しているデータベースも存在します)、各種データベースを検討し、製作、公開状況を判断した結果、『勝手にしやがれ』を1959年、『リオの男』を1964年に変更しています。また、『エースの中のエース』は。VHS発売時タイトルは『J=P・ベルモンドのエースの中のエース』とされていましたが、今回劇場公開に際し、『エースの中のエース』を正式題名にします。

LINE UP

リオの男 メインイメージ

ド・ブロカ監督との
コンビで贈る
ベルモンド映画の
決定版にして最高傑作!

古代文明の秘宝を巡り、
ブラジルを舞台に陸・海・空と、
縦横無尽の大活躍!
世界中で大ヒットし、
スピルバーグが
「劇場で9回観た」と大絶賛!
“インディ・ジョーンズ”シリーズ等、
多くの作品に影響を与えた
冒険アクション活劇の原点!
『大盗賊』(62)で大ヒットを飛ばしたベルモンド×ド・ブロカ監督のコンビが、ブラジル各地で一大ロケーションを敢行し、笑いとアクション満載で贈る徹底的に楽しく、面白い冒険アクション活劇にしてフランス映画史に残る古典的名作。『大盗賊』以上の世界的大ヒットとなり、アカデミー賞脚本賞ノミネートやニューヨーク映画批評家協会賞最優秀外国語映画賞授賞など、興行面だけでなく批評面でも高い評価を受け、鬼才ド・ブロカと“アクション・スター”ベルモンドの名を一気に国際的なものにした。スティーブン・スピルバーグはこの映画を公開当時劇場で9回観たほどお気に入りで、『レイダース 失われたアーク』(81)等インディ・ジョーンズ・シリーズの手本にしたと語っているなど、この映画はその後の数多くの冒険アクション映画のお手本となった。共演はヒロインのアニエスに『柔らかい肌』(63)、『ロシュフォールの恋人たち』(66)のフランソワーズ・ドルレアック。カタラン教授に『別れの曲』(34)、『男の争い』(55)の名優ジャン・セルヴェ。ブラジル人の富豪ディ・カストロに『007/サンダーボール作戦』(65)、『まぼろしの市街戦』(67)の個性派アドルフォ・チェリ。撮影は『赤い風船』(56)、『カトマンズの男』のエドモン・セシャン。音楽は『大盗賊』(62)、『大頭脳』(69)、『リトル・ロマンス』(79)のジョルジュ・ドルリュー。今回、HDリマスターによる57年ぶりの日本劇場公開となる。
監督:フィリップ・ド・ブロカ/製作:アレクサンドル・ムヌーシュキン、ジョルジュ・ダンシジェール/脚本:ジャン=ポール・ラプノー、アリアーヌ・ムヌーシュキン、ダニエル・ブーランジェ、フィリップ・ド・ブロカ/台詞:ダニエル・ブーランジェ/撮影:エドモン・セシャン/音楽:ジョルジュ・ドルリュー

出演:ジャン=ポール・ベルモンド、フランソワーズ・ドルレアック、ジャン・セルヴェ、アドルフォ・チェリ、シモーヌ・ルナン、ウラビシ・デ・オリヴェイラ
<1964年・フランス、イタリア合作映画/フランス語/カラー/ヨーロピアン・ヴィスタサイズ(1:1.66)/116分/日本語字幕:松浦美奈>原題:L’HOMME DE RIO
提供:キングレコード 配給:エデン
a film by Philippe de Broca © 1964 TF1 Droits Audiovisuels All rights reserved.
リオの男 シーンイメージA
リオの男 シーンイメージB
リオの男 シーンイメージC
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リオの男 シーンイメージC

この作品のヒロイン

リオの男 ヒロイン
リオの男 ヒロイン
フランソワーズ・ドルレアック
Françoise Dorléac

1942年3月21日、フランスのパリで俳優のモーリス・ドルレアックと女優のルネ・シモノの長女として生まれる。妹はカトリーヌ・ドヌーヴ。10歳の頃から舞台に立ち、コンセルヴァトワールで演技を学んだ後、60年に『山小屋の娘』で映画デビュー。その後、ベルモンドと共演した『リオの男』(64)とフランソワ・トリュフォー監督の『柔らかい肌』(64)への出演で人気女優となった。『ジンギス・カン』(65)、『スパイがいっぱい』(66),『袋小路』(66)、『10億ドルの頭脳』(67)などメジャー・スタジオの大作や有名監督の話題作に次々と出演、ジャック・ドゥミ監督の『ロシュフォールの恋人たち』(66)では妹のカトリーヌと共演して注目を集めた。まさに国際的なスターとしての階段を一気に駆け上がっていた1967年6月26日、ニース空港へ向かう道路で運転する車がスリップを起こして炎上、25歳の若さで世を去った。

カトマンズの男 メインイメージ

絶好調コンビが
さらに大きなスケールで放った、
冒険活劇の金字塔!

ジュール・ヴェルヌの
小説をベースに、
アジア各国をまたにかけて
繰り広げられる空前の
ノンストップ・アクション大活劇!
『リオの男』と双璧をなす
ベルモンド×ド・ブロカ監督
コンビの最高峰!
『リオの男』(64)の世界的大ヒットを受け、ベルモンド×ド・ブロカ監督のコンビが、主要スタッフと引き続きチームを組んで、香港、インド、ネパール、マレーシアと今度はアジアをまたにかけ、よりスケールの大きな冒険とロマンに挑んだ傑作大活劇。『リオの男』以上に危険なアクションの見せ場を満載させ、息もつかせぬスピード感とナンセンスな笑いの連続で突っ走るエンタテインメント巨編、カルト的な熱狂は『リオ~』をも凌ぐ人気作! この連続大ヒットによって、鬼才ド・ブロカと“アクション・スター”ベルモンドの名声と信頼はさらに高まった。原作は“SFの父”ジュール・ヴァルヌの冒険小説「必死の逃亡者」。撮影のエドモン・セシャン、音楽のジョルジュ・ドルリューなど、スタッフの多くが『リオ~』からの続投メンバーである。共演はヒロインのアレクサンドリーヌに『007/ドクター・ノオ』(62)で初代ボンド・ガールを演じたウルスラ・アンドレス。本作でベルモンドと恋におち、長い間パートナーだったことは有名。執事のレオンには『大盗賊』に続くベルモンドとの共演となった名優ジャン・ロシュフォール。謎の中国人ゴオには『アジアの嵐』(28)の伝説的ロシア人俳優、ワレリイ・インキジノフ。『リオ~』と同じく、この映画も、主人公が海外で大暴れする世界中のアクション・コメディの雛形としてその後の数多くの作品に影響を与えた。今回、HDリマスターによる55年ぶりの日本劇場公開となる。
監督:フィリップ・ド・ブロカ/製作:アレクサンドル・ムヌーシュキン、ジョルジュ・ダンシジェール/ 脚本・台詞: ダニエル・ブーランジェ/原作:ジュール・ヴェルヌ(「必死の逃亡者」)/撮影:エドモン・セシャン/ 音楽:ジョルジュ・ドルリュー

出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ウルスラ・アンドレス、ジャン・ロシュフォール、ダリー・コール、ワレリイ・インキジノフ、ヴァレリー・ラグランジェ、マリア・パコム、ジェス・ハーン
<1965年・フランス、イタリア合作映画/フランス語/カラー/ヨーロピアン・ヴィスタサイズ(1:1.66)/109分/日本語字幕:松浦美奈>
原題:LES TRIBULATIONS D’UN CHINOIS EN CHINE
提供:キングレコード 配給:エデン
a film by Philippe de Broca © 1965 TF1 Droits Audiovisuels All rights reserved.
カトマンズの男 シーンイメージA
カトマンズの男 シーンイメージB
カトマンズの男 シーンイメージC
カトマンズの男 シーンイメージA
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この作品のヒロイン

カトマンズの男 ヒロイン
カトマンズの男 ヒロイン
ウルスラ・アンドレス
Ursula Andress

1936年3月19日、スイスのベルン生まれ。両親はドイツ人。17歳のとき、ローマへの旅行中にスカウトされ、“UN AMERICANO A ROMA”(54)など数本のイタリア映画に出演。その後、ハリウッドに招かれるも数年間は役を得られなかったが、57年に俳優のジョン・デレクと結婚。62年に007シリーズの第1作『007 ドクター・ノオ』で初代ボンドガールに抜擢されて一躍スターとなった。65年に『カトマンズの男』でベルモンドと共演して恋に落ちるとジョン・デレクとは離婚し、数年間をベルモンドと過ごした。ベルモンドとは『007 カジノロワイヤル』(67)でも共演している。主な出演作には他に『テキサスの四人』(63)、『アカプルコの海』(63)、『炎の女』(65)、『何かいいことないか子猫チャン』(65)、『華麗なる殺人』(65)、『ブルー・マックス』(66)、『サファリ大追跡』(69) 、『レッド・サン』(71)、『タイタンの戦い』(81)などがある。

相続人 メインイメージ

スタイリッシュ&スリリング!
カッコいいベルモンドの頂点。

新聞社と鉄鋼会社を経営する
ヨーロッパ屈指の“華麗なる一族”に
迫るネオ・ファシズムの脅威と謀略。
孤高の相続人が挑む、
巨大なる闇との死闘を描いた
ポリティカル・サスペンスの傑作! 
陽気な冒険喜劇や暗黒街映画が続いたベルモンドが、『市民ケーン』(41)を思わせる冷徹な権力者の一代記にして、マフィア映画並の抗争と謀略に満ちた国際経済の闇を描いた硬質なポリティカル・サスペンスに挑んだ野心作。スタイリッシュでスリリングな演出が受け、ベルモンドの新境地として本国フランスで高く評価され、大ヒットを記録した。フィリップ・ラブロ監督が、権力の虚像と狂気をテーマに書いた自らの原案脚本をもとに、『潮騒』(72)、『危険を買う男』(76)など、多くの作品でコンビを組むジャック・ランツマンと共同で脚色。撮影は『恐怖に襲われた街』(75)、『怪盗二十面相』(75)、『危険を買う男』(76)、『追悼のメロディ』(76)と続けてベルモンド映画を撮ることになる名手ジャン・パンゼ。音楽は『危険を買う男』、『ホワイトナイツ/白夜』(85)のミッシェル・コロンビエ。共演は、2人の美しく危険なヒロインを『刑事キャレラ/10+1の追撃』、『レディ・イポリタの恋人/夢魔』(74)のカルラ・グラヴィーナと、『マルセイユ特急』(74)、『ウィンター・ローズ』(83)のモーリーン・カーウィンが妖艶に演じるのをはじめ、『カトマンズの男』(65)のジャン・ロシュフォール、『恐怖に襲われた街』のシャルル・デネ、『プロフェッショナル』(81)のジャン・ドザイーなどベルモンド映画屈指の名優たちが脇を固める。本作は日本でDVD化されたことはなく、長らく見ることが困難な幻の傑作としてファンの間で再公開が望まれていた。今回がHDリマスター版による48年ぶりの日本劇場公開となる。
監督:フィリップ・ラブロ/製作:ジャック・E・ストラウス/脚本:フィリップ・ラブロ、ジャック・ランツマン/撮影:ジャン・パンゼ/音楽:ミシェル・コロンビエ

出演:ジャン=ポール・ベルモンド、カルラ・グラヴィーナ、ジャン・ロシュフォール、シャルル・デネ、モーリーン・カーウィン、ジャン・ドザイー
<1973年・フランス、イタリア合作映画/フランス語/カラー/ヨーロピアン・ヴィスタサイズ(1:1.66)/112分/日本語字幕:松浦美奈>
原題:L’HERITIER
提供:キングレコード 配給:エデン
a film by Philippe Labro © 1972 STUDIOCANAL - Euro International Films S.p.A All rights reserved.
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この作品のヒロイン

相続人 ヒロイン
相続人 ヒロイン
カルラ・グラヴィーナ
Carla Gravina

1941年8月5日、イタリアのフリウリ=ヴァネツィア・ジュリア州ウーディネ県生まれ。12歳のときに『芽ばえ』(57)の脇役で映画デビュー。59年、カルロ・リッツァーニ監督の『白い道』の演技でベネチア映画祭スペシャル・メンションを受賞するなど、イタリア映画界注目の女優となって『五人の札つき娘』(60)でハリウッド映画にも進出した。その後もイタリア映画とフランス映画を中心に数多くの作品に出演している。フィリップ・ラブロ監督作には『刑事キャレラ/10+1の追撃』(72)と『相続人』(73)の2作に出演。主な出演作には他に『群盗荒野を裂く』(67)、『ミラノの銀行強盗』(68)、『ロザリオの悲しみ』(69)、『アルフレード アルフレード』(72)、『ビッグ・ガン』(72)、『レディ・イポリタの恋人/夢魔』(74)、『マイ・ラブ』(74)、『ブーメランのように』(76)などがある。

相続人 ヒロイン
相続人 ヒロイン
モーリーン・カーウィン
Maureen Kerwin

1949年7月21日、ドイツのミュンヘン生まれ。コンセルヴァトワール在学中にフィリップ・ラブロ監督に見出され、72年に『相続人』で映画デビューを果たす。その後、『マルセイユ特急』(74)、『愛と追憶のセレナーデ/幻影に揺れる汚れなき少女たち』(79・未)など、映画、テレビに数多く出演、82年にはジェリー・シャッツバーグ監督の『ウィンター・ローズ』(83)に出演後、監督と結婚。同監督の『リユニオン-再会-』(89)にも出演したが98年に離婚した。

エースの中のエース メインイメージ

1936年ベルリン五輪、
ベルモンドVSヒトラー
世紀の死闘!

ベルリン五輪の真っ只中、
ユダヤ人少年とその家族を
ナチスから救うため
元空軍パイロットにして
ボクシングの仏代表チームの
コーチが大活躍!
『大頭脳』のウーリー監督による
痛快傑作戦争アクション!!
『プロフェッショナル』(81)でキャリア最大のヒットを飛ばしたベルモンドが、当時『大進撃』(66)でフランス映画史上最高興行記録を保持するヒットメイカーにしてフレンチ・コメディの大巨匠ジェラール・ウーリー監督と、『大頭脳』(69)以来23年ぶりに組んで放った戦争アクション・コメディ超大作。公開初週、フランス国内のオープニング記録を作り、82年の年間興収ベストテンで、スティーブン・スピルバーグ監督の『E.T.』に次ぐ第2位となる大ヒット作となった。音楽は『ムッシュとマドモアゼル』(77)、『ラ・ブーム』(80)、『奇人たちの晩餐会』(98)のウラディミール・コスマ。撮影は『リリー・マルレーン』(81)、『ベロニカ・フォスのあこがれ』(82)などのライナ―・ヴェルナー・ファスビンダー監督作や『パリ警視J』(84)などのザヴィエ・ショワルツェンベルガー。共演は、『真夜中の向う側』(77)、『ココ・シャネル』(81)のマリー=フランス・ピジェのほか、ドイツのTV界を中心に活躍したフランク・ホフマン、『大進撃』でもナチスの将校を演じたベンノ・シュターゼンバッハなどのドイツ人俳優が数多く出演、『パリは燃えているか』(66)、『レマゲン鉄橋』(69)などでのナチス将校はじめ、TVのミニシリーズ「戦争の嵐」などでアドルフ・ヒトラーを度々演じたギュンター・マイスナーがヒトラーと妹のアンゲラの二役を演じる。日本では劇場未公開のままVHS化されただけで、DVD化されたこともなく、今回がHDリマスター版による初めての日本劇場公開となる。
監督:ジェラール・ウーリー/製作:ジャン=ポール・ベルモンド、アラン・ポワレ、ホルスト・ヴェンラント/脚本:ジェラール・ウーリー、ダニエル・トンプソン/撮影:ザヴィエ・ショワルツェンベルガー/音楽:ウラディミール・コスマ

出演:ジャン=ポール・ベルモンド、マリー=フランス・ピジェ、ラシド・フェラーシュ、フランク・ホフマン、ギュンター・マイスナー、ベンノ・シュターゼンバッハ、イヴ・ピグノ
<1982年・フランス、西ドイツ合作映画/フランス語/カラー/ヨーロピアン・ヴィスタサイズ(1:1.66)/104分/日本語字幕:松浦美奈>
原題: L’AS DES AS
提供:キングレコード 配給:エデン
© 1982 / STUDIOCANAL - Gaumont - Rialto Films GmbH All rights reserved.
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この作品のヒロイン

エースの中のエース ヒロイン
エースの中のエース ヒロイン
マリー=フランス・ピジェ
Marie-France Pisier

1944年5月10日、フランス領インドシナ、現ヴェトナムのダラット生まれ。61年にフランソワ・トリュフォー監督に見出され、『二十歳の恋』のフランス篇『アントワーヌとコレット/二十歳の恋』でヒロインを演じて注目される。その後、ロベール・オッセン監督の『殺人者に墓はない』(64)、アラン・ロブ=グリエ監督の『ヨーロッパ横断特急』(66)などに出演、75年『さよならの微笑』と『フランスの思い出』、76年『バロッコ』の演技で、セザール賞最優秀助演女優賞を受賞。『真夜中の向う側』(77)でハリウッド進出も果たして国際的に活躍した。ベルモンドとは『追悼のメロディ』(76)と『エースの中のエース』(82)で共演している。出演作には他に『夜霧の恋人たち』(68)、『うたかたの日々』(68)、『セリーヌとジュリーは舟でゆく』(74)、『逃げ去る恋』(78)、『フレンチグラフィティ』(79)、『ブロンテ姉妹』(79)、『華麗なる女銀行家』(80)、『ココ・シャネル』(81)、『見出された時-「失われた時を求めて』より-』(99)などがある。2011年4月24日死去。

アマゾンの男 メインイメージ

『リオの男』から36年、
アマゾンで再び
奇想天外な大冒険!

アマゾン奥地で研究を続ける男が
出会った不思議な少女、
彼女の正体は!?
『リオの男』への
セルフオマージュ満載で贈る
愛と優しさに満ちた
冒険ファンタジー!
ド・ブロカ監督との
最後のコンビ作。
『大盗賊』、『リオの男』、『カトマンズの男』、『おかしなおかしな大冒険』、『怪盗二十面相』、ベルモンドとのコンビで数々の映画史に残る傑作を手がけてきた鬼才フィリップ・ド・ブロカ監督が、『怪盗二十面相』以来、25年ぶりにベルモンドと組み、36年前に撮った二人の決定的な代表作『リオの男』と同じくアマゾン川流域を舞台に、セルフオマージュ満載で繰り広げる、ベルモンド映画史上最も奇想天外な冒険アクション・コメディ。ベルモンドにとって現在までのところこれが最後の冒険アクションであり、本作がド・ブロカ監督との最後のコンビ作となった。共演は、天文学者マルゴに『海辺のポーリーヌ』(83)、『恋の力学』(95)のアリエル・ドンバール、謎の少女ルルには『ブラッディ・マロニー』(02)のティルダ・バレ。撮影は『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』(86)、ド・ブロカ監督の『愛と復讐の騎士』(97)のジャン=フランソワ・ロバン。音楽は『ハーフ・ア・チャンス』(98)や『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)など、近年ハリウッドをはじめ世界中で活躍するアレクサンドル・デスプラ。最高のスタッフが揃ったこのフランス映画界における2大レジェンド久々のコンビ作は、フランス公開時、若い観客層に「時代遅れ」と無視されてまったく話題にならず、世界のほとんどの国で劇場公開されることはなかったが、これはベルモンドらしい冒険心とド・ブロカ監督ならではの愛と優しさに満ちた唯一無二のファンタジー・コメディの快作。今こそ“再発見”されるべき作品である。
監督・脚本:フィリップ・ド・ブロカ/製作:アラン・サルド/台詞:セルジュ・フリードマン/撮影:ジャン=フランソワ・ロバン/音楽:アレクサンドル・デスプラ

出演:ジャン=ポール・ベルモンド、アリエル・ドンバール、ティルダ・バレ、パトリック・プシテー、アンドレ・ペンヴルン
<2000年・フランス、スペイン合作映画/フランス語/カラー/シネスコ(1:2.35)/89分/日本語字幕:松浦美奈>
原題: AMAZONE
提供:キングレコード 配給:エデン
© 1999 STUDIOCANAL - PHF Films All rights reserved.
アマゾンの男 シーンイメージA
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この作品のヒロイン

アマゾンの男 ヒロイン
アマゾンの男 ヒロイン
アリエル・ドンバール
Arielle Dombasle

1953年4月27日、アメリカのコネティカット州ハートフォード生まれ。幼くして母を亡くし、母方の祖父母の住むメキシコで育つ。73年にアレハンドロ・ホドロフスキー監督の『ホーリー・マウンテン』(73)に端役出演。76年にコンセルヴァトワールに入学して演技と歌を学び、78年にエリック・ロメール監督の『聖杯伝説』で本格的映画デビューを果たした。ロメール監督作にはその後も『美しき結婚』(81)や『海辺のポーリーヌ』(83)、『木と市長と文化会館/または七つの偶然』(92)などに出演、さらにロマン・ポランスキー監督の『テス』(79)、寺山修二監督の『上海異人娼館/チャイナ・ドール』(81)、ホセ・ルイス・ゲリン監督の『ベルタのモチーフ』(83)、アラン・ロブ=グリエ監督の『囚われの美女』(83)など、鬼才監督の作品に数多く出演。また、『レディ・ブルー/愛欲』(88)はじめ4本の長編劇映画、1本の長編ドキュメンタリーの監督作がある。2000年代以降は歌手として音楽活動を積極化させ、すでに16枚のアルバムをリリースしている。出演作には他に『ガーターベルトの夜』(84)、『ブロンドはお好き』(86)、『エリザとエリック』(87)、『レプスキー危機一発/ロシア皇帝の秘宝』(89)、『禁断のつぼみ』(89)、『季節のはざまで』(92)、『百一夜』(94)、『恋の力学』(95)、『倦怠』(98)、『宮廷料理人ヴァテール』(00)、『サガン -悲しみよ こんにちは-』(08)、『シャトーブリアンからの手紙』(11)などがある。

DIRECTORS

フィリップ・ド・ブロカ

フィリップ・ド・ブロカ

『リオの男』『カトマンズの男』
『アマゾンの男』

1933年3月15日、フランスのパリ生まれ。クロード・シャブロルやフランソワ・トリュフォーの監督作で助監督を務め、数本の短編やドキュメンタリーを撮った後、60年にジャン=ピエール・カッセル主演で初の長編“Les jeux de l’amour”を発表、61年にベルモンドと初めてコンビを組んだ『大盗賊』が大ヒットし、さらにベルモンド主演の『リオの男』(64)、『カトマンズの男』(65)を大成功させて自身の名とともにベルモンドをトップスターの座に押し上げた。風刺の効いた軽妙なコメディに定評があり、ベルモンド主演作の他、『まぼろしの市街戦』(67)や『君に愛の月影を』(70)などはカルト的な人気も高い。ベルモンド主演作はその他、『おかしなおかしな大冒険』(73)、『ベルモンドの怪盗二十面相』(75)、『アマゾンの男』(00)の全6作を監督した。監督作には他に『ピストン野郎』(64)、『彼女はジタン』(86)、『ソフィー・マルソーの愛、革命に生きて』(88) 、『陽だまりの庭で』(95) などがある。2004年11月27日死去。

フィリップ・ラブロ

フィリップ・ラブロ

『相続人』

1936年8月27日、フランスのモンタルバン生まれ。アメリカでジャーナリズムを学び、 帰国後ジャーナリストとして各紙に執筆、その後テレビ界に進出した。64年から66年にかけてテレビのドキュメンタリー・シリーズの演出を手がけ、69年にミステリー“Tout peut arriver”で長編映画を初監督。71年のエド・マクベイン原作の映画化『刑事キャレラ/10+1の追撃』は高い評価を受け、ベルモンド主演の『相続人』(73)が大ヒット、イヴ・モンタン、キャサリン・ロス主演の『潮騒』(74)と話題作を続けて発表した。ベルモンドと再び組んだ『危険を買う男』(76)も彼の代表作となった。監督作には他に『ザ・クライム/陰謀の罠』(83)、ジェラール・ドパルデュー主演の“Rive droite, rive gauche”(84)がある。85年から00年まではドイツのテレビ局RTLの福社長として番組編成を担当した。

ジェラール・ウーリー

ジェラール・ウーリー

『エースの中のエース』

1919年4月29日、フランスのパリ生まれ。コンセルヴァトワールで演技を学び、42年に“Les petits riens”で映画デビュー。『幸福の設計』(46)、『男の世界』(56)、『絶体絶命』(58)などに出演後、『両面の鏡』(58)、『バベット戦争へ行く』(59)、『彼奴を殺せ』(59)などの脚本を担当、59年の『熱い手』で監督デビューを果たした。ルイ・ド・フュネスとブールヴィルが主演のコメディ『大追跡』(65)が大ヒットし、続く『大進撃』(66) はさらなる大ヒットとなって08年までフランスにおける国産映画の興収トップの座を維持し続けた。ベルモンド主演作は『大頭脳』(69) と『エースの中のエース』(82)の2本を監督している。監督作には他に『大乱戦』(72)、『ニューヨーク←→パリ大冒険』(73)、『大迷惑』(87)などがある。2006年7月19日死去。